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 1967 Gibson LG-1
 もう10数年のお付き合いになるギブソンのLG-1。僕より6つ年下の1968年製ビンテージ、つまり僕もしっかりビンテージな人間ということですね〜! 最近やっと五十肩が治りました♪ このLG-1、ビンテージギブソンのアコギとしては2本目に買ったもので、コイツの前に68年製のB25を買ってたんですが、音ヌケがイマイチだったので1年位で手放し 代わりに25より廉価版の位置づけであるコイツを買ったんです。それまでのB25とは月とスッポンのヌケの良さだったんですが、入手した時のネックの状態は最悪で、フレットは部分的に磨り減っているところもあってビビリまくりでした。 だけど、音ヌケだっけは良かったんです!
ボディ全体には貫禄のウェザーC.のオンパレード、誰が見てもリイシューものではないことが判ると思います。サンバースト具合もかなり僕好みだったのと、コイツに出逢った時「ひょっとしたらコイツは、ず〜っと居るかも知れんな〜?」って思ったんです。実際、コイツの少し後に68年製ロゴ入りB25のナチュラルも買ったんですが、2年前に旅立って行き現在ギブソンのアコギはコイツだけなんです!
 磨り減ってベタベタだったフレットは入手してすぐ東京のウッドマンで打ち直してもらいました。過激にデコボコだった指板もリフレッシュしてもらい手元に戻ってきた時は別物のギターかと思いましたね〜 勿論、音ヌケの良さはそのままでしたよ! 流石に超有名ショップはイイ仕事するな〜って思いました♪ リフレットと指板、その他の調整なんかで当時確か5万円ちょっとかかったので結構痛かったですね! 本体も当時LG-1としては17万ちょっとと高めだったので、トータルで一般的なビンテージB25と同じ位になってしまいました。 あれから約15年経ちますが、今では持ってて良かったな〜ってホント思いますよ〜 写真でも判ると思いますが、ホールのネックエンド側にマグネットピックアップを取り着けてあります。コイツはベルキャットっていうメーカーの安いピックアップを加工してあるんですが、このLG-1にはピエゾではなくP90のようなマグネットくさい音の出せるピックアップを載せたかったんです! 僕のYoutube チャンネル内でも結構このPUPを使って演奏しているんですが、個人的にはかなり好みの音が出せるので気に入ってますね〜 確かLG-1本体を買った5年後位に取り着けたと記憶してます。ピックアップのサウンドとしては一時期使っていたリイシューの160Eにかなり近い感じです♪
 エンドピンからアウトするようにしてああるので、ストラップもジャック径に合わせて自作しました♪ 外側の孔がLG用で内側の孔がエレキ用です。周りは強度を持たせたかったのでナイロン糸で手縫いしました。もう4年使ってます♪
 
ストラップピンは購入時から取り付けられていましたが、一応ギブソン純正のヤツと交換しました。 
 
僕は身長が高くないので、アコギはやっぱLGのようなスモールボディがシックリきますね〜 小ぶりなサイズのこのサイドから見るボディ厚とバインディングのラインの感じがたまらなく好きなんですよ〜 チェリーバーストのボディだと僕的にはダメなんです。。。 やはりサンバーストボディのこの濃いサイドのブラウンが好きなんです♪ ネックジョイント付近とサイドのブラウンが光の当たり具合によって赤紫っぽっく見える感じを僕は昔から「赤福」って呼んでいるんです。伊勢にあるあの「赤福」本店で食べた時、出されたお餅のこしあんに陽の光が当たって、なんとも言えない味わい深い赤紫に光ったんですよ〜 仲間に話しても誰も理解してくれませんが。。。(笑) 
サドル・ブリッジ(↓)はお馴染みのアジャスタブルタイプです。本来のアコースティックギターとしての鳴り(音量)からいけば固定サドルの方良いと思いますが、個人的にはギブソンのこのアジャスタブルならではのパーカッシブな鳴りが好きですね〜 ★表から判らないと思いますが、ピックアップを載せる際にボディ内のサドル裏にノイズ対策用のシールド版を貼ってあります。ご存知の方もおられると思いますが、ギブソンのアコギはサドルピン(6E-1E)横のパール装飾の下からボディ内にスクリューネジを通してあるんですが、そのネジを利用してアース用プレートを設置しました。昔持っていたJ-160Eリイシューで学びました〜♪ 160Eは真鍮の薄いプレートが貼ってありましたね。。。 
 ボディトップの鳴りを殺してしまうと云われる厚いピックガードなんですが、僕はこの厚いタイプが大好きですね〜 べっ甲柄セルロイドの風合いもビンテージならではもので、リイシューでは決して味わえないものですね〜 ★サドルはタスク製を載せてます。入手した時はオリジナルの木製でした。ルックスはカッコ良いんですが、多少高域がモタるので交換しました!
 上の写真(↑)で判る方もいるかも知れませんが、ヘッドの左角部分は入手した時5mm程度欠けていたので、マホガニー材を加工して補修してあるんです。出来る限り違和感の無いように塗装やキズつけもやってありますので言われなければ判らないと思います。 Gibsonロゴはゴールドで「G」と「i」 の●がくっついているタイプです。
ネックからヘッドにかけてビッシリ入ったウェザーC.はビンテージならではのものでネックを握った時の感じは言葉では表現できない位イイですね〜♪ しかし、柔らかい材料であるマホガニーも、70kg以上ある弦のテンションを受けながら数十年も持ちこたえているんですからスゴイですよね〜 ★クルーソン3連ペグはリイシューパーツに交換してあります。
 
1967 Gibson LG-1

 
コイツを入手した当時は結構頻繁にトラス調整してましたが、もう10年以上はトラスカバーも空けたこと無かったですね〜 現時点でネックの反りはほとんど無く気になるような音づまりやバズも全く無く快適に鳴ってくれています♪

撮影のため10年位ぶりにトラスカバーを外しました〜

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